バランス感覚というものは
視覚(周囲の情報の認知)
脳(揺れや回転、スピード)
体性感覚(皮膚で触ることや、足元を見ずに階段を上るなどの身体の位置感覚)
によって成り立っています。
これらの要素が身体に伝達することで
三半規管や体幹が初めて機能してきます。
それらの伝達能力が早いほど
三半規管や体幹の機能は発達しますし
バランス感覚が高くなるというわけです。
ですので神経系の発達が大きい
3歳~5歳の間にぜひともたくさん経験させて
バランス感覚を刺激してあげてください。
【遊び方】

①子供は足を伸ばし膝の後ろを持ちます。

②子供の足を持ちながら移動します。

③いろいろな場所に動いてみてください。ただし、カーブするときにバランスを崩して頭を打つ危険があるので十分気をつけて移動してください。
【発展形】
いろいろな場所にティッシュやぬいぐるみなど軽いものを置き、
それらを拾いながら本物の掃除機のようにあそんでみるのも楽しいです。
似たような運動でタオルを使ったソリあそびもありますので
同様にあそんでみてください。
【運動の解説】
バランス感覚
平衡感覚
筋力
柔軟性
子供は横に振られると
楽しくてバランスを崩すことが多いですが
何度か行なううちに倒れなくなってきます。
カーブの際に「倒れないでー!」などと声をかけて
子供に意識付けをすることも有効ですね。
バランスは足でとるものではありません
上半身がしっかりしていないと
転ぶ、つまずいた時に体勢を立て直せずに
転んでしまいます。
ぜひこういった運動で上半身のバランス感覚も刺激してあげてください。
座る、回る、入れる、運ぶ。遊び方は自由!
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