幼児期の子供の運動能力は経験がものを言う。ペットボトルで家の中でも運動あそび



物の特性を知ることで運動神経や運動能力はアップします。
例えばアスリートでも若い頃にいろいろなあそびやスポーツに興味を持ち、経験をしてきた選手は他の競技を行ってもすんなりいいプレーをするなんてことはよく聞く話です。逆に小さな頃から一つの競技しかしてこなかった選手がほかの競技はイマイチ...なんてこともあります。

これは運動神経や運動能力が持って生まれたモノではなく、
幼少期に培われた賜物なんですね。

何気ない日常生活にある「物」の特性を知ることが経験となり
運動能力だけでなく、ヒラメキという考え方の選択肢も増える事になります。
そして最近ではライフキネティックという
ひとつの動作をしながら別の動作をして右脳の活性化を図るトレーニング方法も注目されています。

動きの応用力を高めるために物の特性を知っておくという事は非常に重要なんですね。
しかしボールは弾むという事を知らなければ
いくらコーディネーション能力を高めたとしても
上手くキャッチができない、ボールつきができないという事も十分あり得る事なんです。

今回はペットボトルという
普段は「飲むための物」を使い
物の特性を知るという経験を積んでみましょう。

Contents

ペットボトルで親子コーディネーション運動① ペットボトルキャッチ

ペットボトルを両手で持ち、もう一本のペットボトルを挟みます。

パッと一瞬ペットボトルを離します。
再度キャッチできたら拍手!初めに大人が見本を見せてあげてくださいね。

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コロコロキャッチボール

向かい合ってコロコロ転がしてみましょう。

不規則な動きをしますのでできなくても全然かまいません。
楽しく行なってください。

鬼ごっこ

狭いスペースでできるとても楽しい鬼ごっこです。
3,4本のペットボトルでスペースを作り、中は穴だから入っちゃダメという設定にします。
まずは大人が鬼になって子供を追いかけっこをします。


足元が滑らないように注意して鬼を交代しながら楽しく行ってください。

グーパージャンプ

ペットボトルを5本ほど並べてジャンプしていきます。
ペットボトルの上ではパー、間でグーで順にジャンプしていきます。

倒さずにジャンプ出来たらクリア!
間隔を広げたり狭くしたりランダムにすることで難易度が上がりますのでいろいろ変化させてみてください。

川越えジャンプ

横に並べて両足ジャンプしていきます。
丸いペットボトルだと安定しないので少し水を入れて安定させてください。


ジグザグ走り

縦に並べてジグザグに走っていきます。
ジグザグ走は初めて行う子は少し理解ができなかったりするので大人が見本を見せて、「ペットボトルの間を通っていくんだよ」と伝えてください。




軽いので少し当たっただけで倒れてしまいます。
そこが笑いだったり難しさだったりしますので、楽しく行ってください。

またいで走る

ペットボトルの上をまたいで走ってみます。
高さがあるので無意識に膝を上げて走るようになります。足を前に出すよりも足を上げて走る方がコーディネーション能力が上がります。





その他にも家にある「物」を使った運動あそびはこちら

シャトルラン

ペットボトルの横を走り、一本ずつバックで戻っていきます。



繰り返していくと、どこで止まればいいのかわからなくなってきたりしますので、「一本目、二本目…」と声をかけてあげるとわかりやすいと思います。

サイドジグザク

一定方向を向きながら横向きにジグザグ走をします。
バックステップの時にペットボトルに当たりそうになるのでハラハラ感が楽しいですよ。



このようなアジリティトレーニングはこちらの記事でも紹介しています。

ペットボトルあそびのまとめ

このようにペットボトルだけでもさまざまな運動あそびが楽しめます。
他にもボールを転がしてボーリング遊びなども楽しいですよね。

こういったもの使うことで今後の遊びの工夫に繋がったりしますし、巧くやるコツみたいなものを経験していきます。
間違えないでいただきたいのは
ミスしないでやれることが目的ではありません。
ましてや今回のペットボトルは軽い、丸みがあるなどの不規則要素が多くあります。
ミスをすることで笑いが起こり、ミスを恐れないことにも繋がってきます。

ぜひ家の中でも親子で一緒に運動あそびを楽しんでください。



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