「考える力」と同様に現代の子供に必要な「話す力」



子供の成長においては「考える力」が必要なことは子育てをしている方や僕らのような指導者ならわかっていることと思います。

では、考える力を養うだけでいいのでしょうか。

ジュニアという育成段階では、チームとしてどう戦うか、勝ちにいくかというチーム戦術よりも
あたりまえなことですが、もっと先を見据えて将来いい選手になれるような個人戦術の方が重要なんですね。

ですのでサッカー界隈などではドリブル特化型スクールといった個人で勝負できるスクールが流行ってきたりもしています。

しかし、個人技術を伸ばすのはいいのですが
スポーツは勝負がついて回るものですしそれが楽しみの一つでもあります。
サッカーをはじめチームで行うスポーツや運動は多く存在し、ただ自分勝手にプレーし周りがついてこれないとワンマンプレーや文句や愚痴を言って終わり周りとの空気を乱してつまらないものとなってしまう可能性は大いにあります。

戦術理解の低い日本の選手

これは2019年に行われたサッカー日本代表の試合でいろいろ話題が上がったことなのですが

監督の采配や選手の戦い方に日本の選手と外国の選手では相当な差があるわけです。
この時一説では「あえて」修正の指示を出さず選手達の修正能力を引き出すために代表の森保監督は前半何もしなかったという見解もあるようですが。

そもそも代表レベルで修正能力を引き出す?日本はまだそういうレベルなのか…と思う部分もあります。

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修正能力=戦術のレパートリー

試合中の修正能力とは
当然、上手くいかない事や通用しない部分、
ピンチを招いている部分、逆に相手が隙を見せている部分などの
やり方をチームとして変えていくことです。

よくサッカーは自由なスポーツだと言われますが
日本のジュニア、ジュニアユース(中学)ユース(高校)といった育成段階の試合では監督コーチの怒鳴り声が鳴り響く試合が多いと感じます。

怒鳴られるのではないかと萎縮した選手から自由な発想やチャレンジなどは生まれてきません。
むしろミスを恐れた消極的なプレーの方が多くなるのは誰でもわかりますよね。

サッカーだけに限らない「考える力」

コーチの質の話は置いておき、試合の中でハーフタイムに入った時にベンチの中はどんな感じでしょう?

選手を並べて給水、その後に
コーチが後半の戦い方を説明、指示を出す。

一般的にほとんどのチームがこのようなハーフタイムを過ごしているのではないでしょうか。
でも、サッカーの本場スペインでは少し違った雰囲気なんです。

上のツイートだと動画が上手く見れませんでしたので
こちらのツイートで見ていただければ。

スペイン語はわかりませんが
選手の熱量や戦術理解、修正能力がどれくらいか
伝わってきます。

こういった雰囲気は日本ではまず見ることできませんよね。

 

なぜなら↓このようなコーチがほとんどだからです。

このように主語が
「私の考え」になると

  • 全く根拠のない。
  • 私だけが成功した経験した上での。
  • 私が教えられたことは。

という世界では通用していないその指導者独自の指導論を唱えているからです。

もちろんこの言葉は常に自分にも言い聞かせています。

世界基準の指導者は
自分の教えていることが
育成年代で必要なことは何かを知っています。

ですからトレーニングでも
間違った事は教えていないし、何よりも選手を信じていますね。
コーチも選手から何かを引き出そうとしているのが動画からもわかります。

このようにお互いがリスペクトし合って
なおかつ正しい方向にベクトルが向いているからこそ
良い選手が生まれ続ける秘訣なのかもしれません。

サッカーに限らず
日本人には
「指示待ち人間」
「事なかれ主義」
みたいな風潮が多くあります。

それは学年が変わり学校が変わり、指導者ごとに言うことが違うといったブレブレの指導方針があるからなのではないでしょうか。

子どもにとって例え間違っていても自分の意見や考えを主張できる事は
将来絶対にマイナスにはならない事だと思っています。

こういった選手間ミーティングは
日本のチームでも浸透してほしいと思うメニューの一つです。

自主性や話す力というモノは親や指導者という上の立場から言ってもなかなか身につかないことです。
ぜひお子さんを信じ、同じ目線に立って話を聞き、尊重して子供の「話す力」というものを育むことも今の時代必要なことなのかと思います。



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