ステップワークで代表的なものの中にスキップがあります。
ほとんどの子が幼児期にスキップを知り、どこかの場面で練習して身につけていくんですが幼児体育の中ではスキップの練習はほとんどしません。
実際のところステップワークの練習自体を体育として行うことは少ないのかもしれません。
しかし、いざ何かの運動の中でスキップをするという時に
「できる子」と「できない子」でその運動で得られる効果の差が大きくなってしまいます。
だから家でスキップをできるように練習しておいてね!
という話ではなく、幼児期にアジリティトレーニングやステップワークの体験をしておくことでスキップも習得時間が短く済んだり、その後の運動能力に大きく差が出てくる可能性もあるわけです。
なにより思った通りに足が運べるようになることで運動の楽しさがよりわかってくるようになるんですね。ぜひお子さんと楽しく「できた!」を共有してみてください。
その喜びや楽しさが将来子どもの運動能力を左右してくるはずです。
Contents
幼児のステップワーク アジリティトレーニング クイックラン
まずは入門編。一般的なステップワークです。
フラットマーカーを使用することで右足と左足で踏む色を識別することができるんですね。
これはラダートレーニングと大きく違う点です。
言葉や想像での理解力が未熟な幼児や低学年には色で分けることで理解するスピードが断然変わってきます。
アジリティトレーニングで気をつけるポイントは足の裏でこすらないように足を上げて走ることです。膝を上げる、できればしっかり腕を振れるようになるとより効果的です。
クイックランの発展形
アジリティトレーニングの目的は速く走ることではありません。
足を速く動かすことです。そのことを頭に入れて次のトレーニングを行ってみてください。
今度は二枚を横に並べて行ないます。
この僕のスクールでトレーニングをすると、最初はほとんどの子が身体が前に突っ込んでしまい途中で失敗、となります。
はじめのうちはひとつひとつのマーカーの所で止まる(足踏み)ことが早く覚えるコツです。
できてしまえば簡単なので
まずは「一度止まる」意識を持たせてください。
ステップの要領がわかってきたら、このように膝を動かす(上げる)、腕を振ることでアジリティ効果が上がってきます。
ラテラルラン
次に身体を横向きしてに行います。
足の動かし方はクイックランと同じなので身体が前を向かないように注意して行なってみてください。
「身体を横向きにして走って」と言ってもなかなか幼児、低学年にはすぐに修正できません。顔だけ横を向いて身体は前方になってしまうことも多いです。
ですので、「おへそをこっちに向けて!」など、
「おへそを〇〇に向ける」という意識を持たせることで身体の向きが変わってきますので声掛けの時に注意してみてください。
まとめ
家に置いておくだけで自然に子供はその上を乗って渡っていきます。
お友達が来た時の遊び道具としてもかなり使えるので
こういったアジリティ要素の詰まったあそびを取り入れる事で子供の神経系の発達を促してくれることは間違いありません。
妻のお友達がちょっと寄ってくれたんだけど、やっぱりフラットマーカーあると子供の少しの時間潰しにちょうどいい。...女性はお話長いから笑 pic.twitter.com/rPacLJKJ6w
— てるっち▶幼児〜小学生にスポーツとサッカーを教える人 ꐕ (@terutti1973) April 19, 2020
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こちらができたら更にレベルアップしてみましょう
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