あそびの引き出し 親子コーディネーション運動【足抜きまわり】



鉄棒あそびは子どもにとって
好きと嫌いが分かれる運動です。

ぶら下がる、掴む、まわる、乗る、
これらがすべて宙に浮いた状態ですので
慣れていない子にとっては
恐怖になるわけですね。

当然ですがこのブログでも何度も言っている
「経験」の差が大きく出てくる運動です。

 

今日紹介する「足抜きまわり」は
鉄棒の足抜きまわりの練習になるあそびです。
有名な運動あそびの一つですが
慣れるとステップアップできるあそびです。
ぐるりんぱなどと呼ぶこともあります。

Contents

【遊び方】

①子供の手をしっかり握り大人の身体を登っていきます。
手の握り方は

こちらの記事で。

 

②手と手の間に足を入れ、そのまま回転します。

 

③まわりながら着地しにいきます。
足が逆さのまま止まってしまう時は
大人のお腹で押し出す感じで回してあげましょう。

 

④最後は確実に着地させます。
この時に大人の手の位置が高いと
子供の肩を痛めることがあるので
子供の高さに合わせて手を下げてあげてください。

肩の柔軟性が必要になってきますので普段からこのような運動をしておくと肩の柔軟性が養われます。

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【発展形】

①尻上がり

着地をした状態からジャンプして元に戻ります。
身体の反動やジャンプ力を必要としますので
4歳後半~5歳くらいからできるようになってきます。

②スーパーぐるりんぱ

子供に
「1,2の3!で高くジャンプして、
お父さんの身体を触らないでまわってみて!」
という感じに声をかけてみましょう。

自分で回転する感覚を覚えると
逆上がりの予備動作にもつながってきます

足抜きまわりがスムーズにできれば
こちらもできるようになりますし、
何よりできる自信がつくと子供はこちらの方が喜びますので、
親の体力と相談しながら遊んであげてください(笑)

【運動の解説】

 

得られる運動能力

回転力

逆さの感覚

高さ感覚

柔軟性

逆さに対する恐怖心を克服すると
こういった運動が
とても楽しく感じるようになってきます。

また、鉄棒の足抜きまわりも
同様の動きでできますので、
何度も経験させておき
鉄棒による逆さ、高さへの
恐怖心を取りのぞいておく事が大事です。

また何かに捕まってまわる、回転する運動というのは
日常生活の中では
行わない動きですので、
やはりこういった運動経験は
あそびを通じて積んでおく必要はあります。

 



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