実は幼児体育の指導をしていて
けっこう重労働を強いられる種目が鉄棒です。
鉄棒という落ちて怪我をする可能性のあるものは
必ず補助をするため
子供一人一人が順番に種目をこなすのに時間がかかり
怖がる子に関しては
できる範囲で挑戦させたり、応援したり
時には触って終わりという子もいます。
単元目標として
年少クラスは鉄棒に慣れ親しむ
年中クラスは足抜きまわり、前まわりおり
年長クラスは逆上がりに挑戦
といった目標が一般的でしたが
やはり何人かは怖がる子が必ずいます。
高さが怖い
逆さが怖い
鉄棒に腹をつけて乗った時に痛い
そういった
怖さが先に来ないように早めの段階で逆さになることに慣れておくことも必要です。
遊び方
まわりに危険なものがないか十分注意して行ってください。
①足首を持ってぶら下げます。
②左右に2,3回振ってあげます。
③下ろすときは丁寧に。
逆さの時間が長いと頭に血が上りますので2,3度振る程度に身体に負担のかからないようにあそんでみてください。
運動の解説
逆さ感覚
振りの感覚
平衡感覚
逆さ感覚に小さなうちから慣れておくことで
鉄棒や前転(でんぐり返し)の運動の時につまづかずに取り組むことができます。
逆さになっても身体のバランスは保とうとするので同時に平衡感覚が身につきます。
逆さの状態で身体を振る、振られるということは日常生活でほぼありませんし、
宙で逆さになりながら身体が降られるなんて経験は遊園地にでも行かないと経験できません。
こういった運動は子供のころしか経験できないので
子供が小さなうちにたくさん行なってあげてください。
逆さが平気な子供は楽しんで何度も要求してきます。
くれぐれも安全面と大人の体力と相談しておこなってください。
室内でも使用可能。
家に鉄棒があるのとないのでは上達が格段と違います。
ウチも鉄棒を購入してから逆上がりができるようになりましたので。
からの鉄棒あそびw pic.twitter.com/9KuY1KmoZK
— てるっち▶幼児〜小学生にスポーツとサッカーを教える人 ꐕ (@terutti1973) June 11, 2018
鉄棒は安全基準が厳しいので品質的にもほぼ問題ありません。
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