逆さ感覚というものは
経験がないと絶対に身につかない感覚です。
逆さになることで
身体の防御本能が反応し「怖い」イメージしか残らなくなってしまうんですね。
一度植え付けられた恐怖心というものは
トラウマとなって残ってしまうことは言わなくてもわかると思います。
【遊び方】
①子供の背中に手をまわして抱きかかえます。
②「こんにちは~」と言いながら逆さにします。
③ ①と②を短い時間で繰り返します。歩きながら行なってもいいでしょう。ただ、調子に乗って勢いよく振らないように注意してください。
【発展形】
慣れてきたら子供は
手を離して逆さになってみましょう。
親は子供を抱きかかえておくことは忘れずに。
起き上がり時にどこまで自分の力で起き上がれるか
挑戦してみると腹筋運動につながります。
この時期の子どもに腹筋運動は難しいですが
少しでも起き上がってきたら
背中を持ち、起こしてあげてください。
過剰な筋力は求めないよう、あくまでも刺激を与えるという意味で行ってください。
【運動の解説】
逆さ感覚
平衡感覚(バランス感覚)
振りの感覚
筋力
逆さになる事への恐怖心を取り除く事は
運動能力において非常に重要な役割を占めています。
逆さになる感覚が身についていないと
マットでまっすぐにまわる事すらできません。
まわることができないということは、
当然とっさの受け身もできません。
自分の身を守る事にも影響が出てしまうんですね。
鉄棒運動の前まわりおりができないどころか
棒状で腕を伸ばすことすら
怖くてできない子どももいます。
この運動は1、2歳児対象の親子運動でも大人気な運動の一つですので
小さなうちから逆さになる感覚を身につけておいてください。
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