あそびの引き出し 親子コーディネーション運動【お尻たたき】



品のいい話ではないですが
子どもってお尻とか大好きなんですよね。

指導者の初心者時代は
子どもに早く気に入ってもらおうと
ウケのいいネタとしてよくお尻ネタやおならネタは使っていました(笑)

まぁ、当時のトップからは
「あまりそういったネタで子どもの心を掴んだ気になるな」
と注意されましたが。

指導というものは子どもを指し導くわけですから
面白い、ジョークが多いとやっぱり締まりもなくなり
子どもの集中力も切れやすくなってしまうんですね。

まぁ親子は別ですので
どんどん子どもが楽しいネタで
「楽しい」を増やしてあげることは
いいと思います。

今回はそんなお尻のリアクションにはもってこいの
「お尻たたき」を紹介します。

【遊び方】

①片手を繋ぎます

 

②手を離さないように互いのお尻をたたき合います。

 

③お尻を叩いた方が勝ち!
逆の手も繋いでやってみましょう。

大人はたたく素振りを見せながら距離を置き、子供に隙を見せながら楽しんでみてください。

腕を上手く使って相手の正面に身体を向けたり
動きのテクニックなども見せながら楽しく行なってください。

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応用編

似たような遊びで足ふみっこもありますが
こちらの方がより動きが大きくなります。

 

またタオルなどをズボンの後ろに入れて
しっぽとりをするのも楽しく遊べます。

タオルをお互い二枚ずつにすれば
より深く相手の後ろに回りこまなければならなくなります。
こういった少しの応用をすることで
より効果的に運動の刺激になっていきます。

【運動の解説】

 

得られる運動能力

敏捷性

瞬発力

反射神経

判断力

見るという行動はスポーツにおいて非常に重要で
駆け引きは相手の動きを見なければ
始まらないわけです。

よく「認知」という言葉に集約されるわけですが
例えば
サッカーなどのトップアスリートほど
ボールのないところで試合中に何度も何度も周りを見ます。

相手の動きや配置、スペースを見ておくんですね。

逆に「認知」が足りないと
相手に隙をつかれてしまうわけです。

認知した事をいち早く脳に送りプレーに繋げることで
相手との駆け引きに勝つことができるんですね。
上手いだけの選手なんて世の中ゴロゴロいるわけで
そういった選手とトップアスリートの差は
「認知」や「判断力」であるといっても
過言ではないです。

こういった認知力、判断力の基になるのが幼児期のあそびなんですね。

 

大掛かりな用具を使わず
こういった不規則な動きをする物で
普段から反射神経を高めておくことは大事です。



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