過去に交通事故で二ヶ月ほど入院していたことがありまして、その時リハビリしてくくれた理学療法士から聞いた話なんですが
「大人の身体は一日に3回、筋肉や腱をMAXまで伸ばさないと縮んでしまいます」
ということでした。
実際、1ヶ月右足全部ギブス固定されていて
ギブスが外れた時は膝、足首がほとんど固まってしまって動けなかったんですね。
特に足首は伸びたままで歩く時もかかとを上げた状態での歩行が続きました。
毎日タオルを土踏まずに引っかけて引っ張った事は10年以上たった今でも鮮明に覚えています。
指、肘、膝など普段使う部分は
日常生活の中で普通にMAXまで伸ばします。
でも俗に言う「身体が硬い」部分はどうでしょう。
前屈の姿勢でMAXまで一日3回曲げますか?
座ったりかがんだりする程度でふくらはぎから膝裏、腿の裏までMAXに曲げることはなかなかすることはないと思います。
身体が柔らかくて良いことはあっても
身体が硬くて良いことはひとつもありません。
子供は筋肉や腱が柔らかいので
成長期までは比較的柔らかい子が多いですが
最近では外で遊ぶ機会が少なくなっている子供でさえ
えっ?と思うような身体の硬い子が増えてきました。
スキマ時間に子どもの柔軟性を確認しながら
自分の健康の為にも
楽しくコーディネーション運動してみましょう。
遊び方
①まずお互い足を広げて長座します。足の裏はつけてもつけなくても結構です。
②子供に思いきり引っ張ってもらいます。身体は無理のない程度に倒してください。僕はこれが限界です(笑)
③今度は親が引く番です。まったく引っ張りがいのない身体でした。子供の身体は柔らかい…
①~③を適当回数繰り返してください。
応用編
今度は背中を合わせて座ります。
力の加減をつけて後ろに倒れます。交互に押しあいましょう。
子供を押すときは大人の体重も考えて無理のない程度に押すようにしてください。
子供の力が足りなければお尻が上がってもいいのでグイグイ背中で押すようにしてください。
これも数回繰り返しましょう。
運動の解説
柔軟性
筋力
リズム感
を養う運動になります。
子供の筋肉は柔らかいので身体も柔らかいのは当然です。
しかし、成長するにつれ筋肉は硬くなっていきます。
身体が硬いと当然ですが怪我をすることも多いです。
めいっぱい筋肉を伸ばした状態で1,2,3・・・と、運動前にこのような柔軟体操を行っている方がいますが、これは静的ストレッチと言って身体を柔らかくするための運動です。
運動前に行う準備体操はラジオ体操などの動的ストレッチと呼ばれるものが望ましいです。
簡単に言うと
「身体の反動を利用して、ある程度まで伸ばす」
誰でも知っているラジオ体操は準備運動としては最適な運動になりますので覚えておいて損はないです。
もちろん朝、身体を起こす意味でもラジオ体操は十分な効果があります。
話が逸れましたが、普段からこのような運動を行い、親も含めて身体を使う事を心がけてください。
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