身体の使い方は人がそこまでにどれだけ経験したかで
習得期間が全然違ってきます。
例えばボールを投げる動作では
野球を少しでもかじったことのある人とそうでない人の投げ方は全然違いますし
バスケットボール、バレー、サッカー、テニスやランニングなど
そのほとんどのスポーツはいきなりやれと言われてもできない事の方が多いです。
でも似たような身体の使い方で応用は効くため、
サッカー選手でもバスケが上手い人はいますし
メッシとゴディ、グリーズマンはバスケもできるんか。 pic.twitter.com/BPUvDWBbrx
— フランスパン (@F_Pa_n) January 3, 2019
サッカーのダイビングヘッド、野球のダイビングキャッチ、ラグビーのトライやタックルなど身を投げ出すプレーもその受け身との組み合わせという動きの延長ですので特に特化して練習する必要はないわけです。もちろん危険を伴う動きですので、子供にやらせる必要はまったくありません。
今回紹介する親子コーディネーション運動も
特に
「何かができるようになる運動」
ではないのですが
姿勢の維持だったり、心の葛藤だったり、難易度が少しづつ上がっていく対応力など
身体の使い方を知る経験になりますので
ぜひ一緒に遊んでもらいたい運動の一つです。
なにより、子供が慣れてしまえば
そのスリル感がたまらなく楽しいあそびです。
親子コーディネーション運動【ワイパー】の遊び方①
①まずは恐怖心を無くし安心させるために背中に手を当ててゆっくり後ろに倒れてもらいます。
身体はまっすぐ、気をつけの姿勢です。
②2回目は手を離し、「必ず後ろに手があるから」と説明し、同じように倒れてもらいます。
③2回目と同じように後ろに手を置き、気をつけの姿勢を保ったまま、ある程度の角度まで傾けます。
④更に深く傾け、姿勢を保ったままでも支えてくれるという安心感を与えます。
⑤何度もやっていくうちに身体も慣れ、身体も自然に預けれるようになっていきます。
連続するとこんな感じです。
もし怖がるようなら布団の上や座布団などを置いてあげてください。
親子コーディネーション運動【ワイパー】の遊び方②
同様に前向きでも行うことができます。
どちらが難しいというわけではありませんので、やり易い方から始めてください。
①一回目です。
②2回目は少し離して
③3回目は2回目より深く
④更に深くしていきます。
【運動の解説】
身体の使い方
筋力
協応力
動きとしたらシンプルなのですが、鉄棒など、頭で思っていても恐怖心などから身体が思うように動かない事はよくあります。
こういった運動で親子の信頼関係を作っておくと
鉄棒の補助や話を聞くなど一人ではできないけど
親がいてくれればできるかもしれない!と
思ってくれるかもしれませんよね。
なによりも、楽しく運動ができるので
子供にとっては
それが一番大事なことだと思います。
同じように姿勢を保つ運動でこちらは子どもに大人気の運動です。
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