子どもに筋力トレーニングは必要ないですが
基本的な筋力は必要です。
お腹や背中など身体全体を動かす筋肉が
しっかりとついていなければ
当然運動に関してもいいパフォーマンスを発揮できないわけで。
例えば腹筋、くびれの部分の腹斜筋、その後ろの背筋などはよく使う筋肉ですが
家でゴロゴロする時間が多く
自ら筋肉を使うことをしなければ
当然必要な筋力には届かないわけですね。
運動に限らず
身を守るうえでも最低限の筋力はつけておきたいものです。
【遊び方】
①子供は足を上に伸ばして寝ます。
「エントツだから倒れないようにまっすぐ上げててね」
と声をかけておきます。
②「風が吹いてきた~」などと声をかけて子供の足を軽く押します。
③前後左右いろいろな方向に押してみてください。
なるべく床に足がつかないように頑張ってください。
【応用編】
親が煙突になって子供に押させてみましょう。
子どもの押す力を身につけるだけでなく
倒れないように力を入れて
自身の腹筋運動にもつながります。
床につくギリギリのところまで足を下ろして上げる運動は
かなりの負荷がかかりますので
ぜひ取り入れてみてください。
【運動の解説】
筋持久力
バランス感覚(平衡感覚)
リズム感
足を上げ続けながら
瞬間的に大きな力を出す運動は
筋持久力が身につきます。
冒頭でも述べましたが
幼児期に筋力は必要ないといっても、
いろいろな運動をするうえでの
最低限の筋力は欲しい為
こういった楽しい運動の中で筋力を高めるようにしてください。
また足を上げたままに保つという動作も幼児期にはなかなか難しい運動になってきます。
片足立ちなどの平衡感覚とは違い
筋力で体勢を維持する運動になります。
はじめのうちはユラユラしても、
やっていくうちに
まっすぐ上げる感覚が身についてくるので
何度も行なってみてください。
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