こんにちは杉本です。
入院2日目。今日は手術日です。
保育園の送迎完了。
今日は手術当日。病院向かいます!— 杉本輝雄(てるっち)嫁さん入院中 (@terutti1973) 2018年7月12日
なんの手術かといいますと
子宮内膜症チョコレート嚢腫摘出手術と言いまして
子宮の内側にあるはずの子宮内膜が卵巣にもできてしまい、子宮内膜は生理の時に自然に排出されるはずなのですが子宮意外で増殖してしまった子宮内膜はそこにとどまり炎症や癒着を繰り返してしまうという病気です。卵巣にできた膜に血液が溜まってしまうのがチョコレート嚢腫と呼ばれています。
子宮内膜症についてはこちら
子宮内膜症ってどんな病気? - 持田製薬
チョコレート嚢胞についてはこちら
チョコレート嚢胞について
Contents
手術は基本平日に行われる
とりあえずは子供たちの毎朝のルーティーンをこなさねばならず、
昨日、妻に教えてもらったことをこなしていきます。
とは言っても、子供も人間。なかなか今日だけ特別扱いしてくれません。
朝の弱い子供達二人を起こしなんとか朝食。
次女さんは頑なに起きないので、よく嫁さんがやるという外に連れ出してみた。
蝉のぬけがら採取したら食いついてくれたので良かった〜— 杉本輝雄(てるっち)嫁さん入院中 (@terutti1973) 2018年7月12日
よく仕事しながら自分の事、子供達の事をこなしているなとその大変さを改めて実感しましたね。
それでも朝の弱い子供たちを何とか起こし
無事登校、登園。
手術までの流れ
8時50分頃に病院に到着し
看護師さん達が手際よくその準備を進めてくれまして9時半に手術室へ。
2時間程度の手術と聞いていたので待合室と病室で待機。
本でも読もうかと思っていましたが、
疲れもありましたのでそのまま座ってウトウト。
11時を過ぎたあたりで看護師さんから無事手術が終わりましたとの報告を受けます。
その後ドクターから手術の経過報告。
なにはともあれ無事終了したことに安堵感です。
術後の地獄
自分は入院生活はありますが本格的な手術の経験はありません。
ですから痛み止めの注射や薬で痛みもそれほどないものだと軽く考えていたんです。
ところが
麻酔が切れた後の妻の様子が深刻で。
1分起きに「うう…痛い…」
痛み止めの点滴、注射、座薬を立て続けに投与しても一向に痛みが引かないとのこと。
口には呼吸器、身体には点滴、心電図に血圧計、足には血栓予防のエアーポンプを装着されて身体も思うように動かせず。寝返りをうとうものならお腹に力が入り傷口を刺激。
けっこうな修羅場だったんですよ。
考えてみれば腹部にある10cm以上もある臓器に癒着した嚢胞を剥がしたわけですから痛くないわけがありません。
かといって自分じゃどうすることもできず
ナースコールで看護師に聞いても
やはり今は我慢するしかないとのこと。
痛みに強い性格でもないのでなおさらです。
とりあえずは早く一晩経って少しでも回復し痛みが和らいでいくことを祈るだけなんですよね。
そんな午後を過ごし時間は15時半をまわり保育園の迎えに。
手術は無事終わりましたが術後の痛みが辛いそうです。身体の中を切るんだから当たり前か。午後は1,2分毎の「痛い...」しか会話ができず。
とりあえず子供の迎えに行ってきます。
お昼食べてないからお腹空いたー。— 杉本輝雄(てるっち)嫁さん入院中 (@terutti1973) 2018年7月13日
昼食を食べるきっかけを失い、
かといって痛がる妻を横目に「メシ食ってくる」なんて言えないじゃないですか。
ようやく菓子パンをかじりながら保育園へ。
この時点で心はへとへとでした(笑)
子供達の経験値を上げる
術後痛みが酷いようだったら面会には行かないでおこうかなと思っていたけどあえて夕方子供達と妻の面会に行ってきた。案の定起き上がる事もできず顔の横には洗面器を置いて苦しんでる妻を見て子供達は何を思ったのかな。
苦しんでいる弱っている人を実際見て「何か」を感じてくれれば。これも経験。— 杉本輝雄(てるっち)嫁さん入院中 (@terutti1973) 2018年7月13日
僕の子育ての心情として
「子供に経験させる」
これが大事だと思っています。
妻の立場としたら自分の苦しむ姿を見られたくなかったかもしれません。
でも自分もそうですが
どれだけ気丈に生きていても人間やはり弱い時はあります。
大好きな母親が辛い時、
何をすればいいのか?どう生活すればいいのか?何を考えればいいのか?
いろいろな複雑な思いが生まれてくると思います。
もしかしたら見たくなかったかもしれません。
でもそれも経験だと思っています。
いろんなことをリアルに見て、感じて、考える。
これは今のバーチャルな世界に足りないモノですよ。
今回はそれほど重篤な病気でも、手術でもなかったですが
数日したら元気な妻が戻ってくる予定です。
そこで改めて母親のありがたみがわかるかもしれません。
子供の為に親がしてあげれることってこういう事じゃないんですかね。
物や知識を与えることよりも
経験を与えることって親としてもっとも大事なことだと思うんですよ。
明日はまた忙しい1日になりそうです。
補足:
カミングアウトするけど、術後の痛みに苦しんでいふ嫁さんを横目に病室のエアコンの寒さにガタガタ震えていたのは私です。
— 杉本輝雄(てるっち)嫁さん入院中 (@terutti1973) 2018年7月13日
すみません、エアコンが苦手な人です…
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