防犯グッズだけでは危険。子供が不審者から身を守るために身につけておきたい3つのこと



こんにちは てるっちです。

ニュースを見るたびに連れ去り事件や不幸な事件が後を絶ちません。

同じ娘を持つ親として心が痛みますし

我が子を何としてでも守りたいと思うのはみなさん同じだろうと思います。

新潟 女児殺害 連れ去り手口や殺害現場を捜査(NHK NEWS WEB)

 

 

僕の長女は12歳になるんですが

先日友達4人で家から1.5㎞ほど離れた本屋に行きまして、そこで知らない老人に卑猥な言葉をかけられたそうです。

娘たちは怖くなり

急いで本屋から逃げ自転車で自宅まで帰ってきたそうです。

その後は妻が学校に連絡し

友達は親に自宅まで迎えに来てもらい事なきを得ましたが

こんな地方に?と思う自分の甘さを認識したところです。

その時同時に思ったことは


この最大限の予防は勝手に思い込んでいた部分もあります。

 

ただ親として思うのは

これは経験であり

同じような目に二度と会わない為の学習だったと僕は捉えています。

大事に至らなかったという結果論でもありますが。

 

キッズ携帯電話や防犯ブザーなどさまざまな防犯グッズが販売されていますが

それだけでは子供の身を守ることはできないんです。

子供自身が見分ける目や知識を持つことが大事なんですね。

 

そこで今日は不審者に対する最大限の予防について話したいと思います。

Contents

不審者を見分ける力を持つ

どういった人間が不審者だろうと見極めることができるのか。

もし長女達が不審者を見極める力がついていれば嫌な思いをしなくて済むんですよね。

 

①不審者の特徴を知る

●住宅街の中の公園で長い時間ベンチにすわり、周りの住宅の様子をうかがっている。
●目標もなくウロウロ歩いて、住宅が留守かどうか、様子をうかがっている。
●顔を見られないように、サングラスやマスクなどで顔を隠している。
●不審なバッグや手さげ袋などを持っている。
●見られても視線を合わさないようにしている。

 不審者に対する子どもの心構えとは セコムブログより引用

イメージできるでしょうか。

このような行動や風貌だけでは110番通報できませんので

不審者もどんな子に声をかけようか探す時間があるんです。

 

ですのでこのような特徴を把握し、時々周りに気を配り不審な人物がいないかチェックする意識を持つ必要があるんですね。

 

②不審者の出そうな場所を理解する

犯罪が起こりやすい「ホットスポット」という場所があるのをご存知でしょうか。

 

ホットスポット

犯人が怪しまれずに近づけてすぐに逃げられる場所

人の目から見えにくい場所

 

例えば

田畑に囲まれた道は一見安全そうに見えるが周囲からの視線が届かない

ガードレールのない道路は車で近づきやすい

大きな道路の路地は逃げやすい

塀や木で囲まれた公園は入りやすく見えにくい

駅前、ショッピングセンターは人の関心が薄く、見えにくい場所になる

 

といった具合です。

 

③我が家のルールを決める

  • 大きな道、車や人通りのある道路を通るように
  • 学区内での行動
  • 自治会内で気さくに話せ、交流のある高齢者の家
  • 防犯ブザーの携帯
  • 共働きなので遊びに行くときは父親、母親、祖父母の誰かに連絡をする。

(母親の職場には了承をいただいています)

このようなことを守らせています。

 

12歳にもなると少し背伸びをしたくなる年頃で、何度か学区外に子供同士で遊びに行きたいと言ってきましたがそこは小学生でまだ危険予知能力に欠ける部分があるので禁止しています。

 

やはり小学生では逃げる術をまだ持ち合わせていないですから。

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不審者への意識や知識を持ったうえでの併用がおすすめ

子供は夢中になると視野が狭くなります。

同時に意識も低くなります。

 

ですが、こういった防犯への意識を高めることで

7割~8割の事件を防ぐことができるとも言われています。

その上で防犯ブザーなどがあると安心ですよね。

学校でもらった防犯ブザーは1年で壊れたのでこちらを購入。

それから4年間使い続けているものです。

 

 

特に一人になる時やホットスポットでは知っている人でもついていかない意識を持つことも必要です。

松戸・リンさん事件1年 市民ら「二度と起きぬよう」 献花台に手合わせ

 

事件が心配だからといって家に籠って遊ぶことはおススメしません。

子供たちが子供らしく成長していく為には外で友達と遊ぶのが一番いいんです。

我が子が被害に合わぬよう親として

最大限の予防を教えておくことは必要なんですね。

 



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